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鬼の10問 これはやっとけ  ④ 幹線の許容電流

鬼の10問 ④幹線の許容電流 表紙 資格
資格電気工事士 2 種(第二種電気工事士)

今回は幹線の許容電流です(なぜこの10問かは、① 電圧、線間、対地を)。

勉強の要点は、幹線の許容電流を決めるための2段階を覚えることです。

慣れれば、難しくありません。
これを覚えれば、また得点ゲットです。

このページは、勉強サイトページなので、どんどん、いきます!

問題 幹線の許容電流の決定方法について、()を埋めよ。

幹線の許容電流 問題
正解は、この行をクリック

幹線の許容電流 答え

電動=電動機の総定格電流
他=他の電気使用器具の総定格電流
幹線=幹線の許容電流

ご参考までに、私の覚え方。この行をクリック
幹線の許容電流に関する私の覚え方

模擬試験問題も解いてみましょう。

問題 

定格電流10[A]の電動機5台が接続された単相2線式の低圧屋内幹線がある。この幹線の太さを決定する電流最小値[A]は。
ただし、需要率は80[%]とする。

イ. 8
ロ.44
ハ.50
二.55   (類題過去4回以上出題)

正解は、この行をクリック

ハ.
10[A]×5×0.8=40[A]
 需要率は電動機の総定格電流に掛ける。
1.25×40 [A] =50[A]
 50[A] を超えないので、1.25倍になる。

正解できましたでしょうか。
できなかった人は何度も練習してください。
できた人も、忘れるかもしれないので、しばらくしたら再トライしてみてください。定着します。

電動機は回転を始める時に起動電流と言って、定格電流以上の電流が流れます。
なので、大きめに電流を想定しておきます。

定格電流とは、継続して流して良い電流のことでしたね(復習)。

厳密に言うと、ここで言う電動機とは「電動機又はこれに類する起動電流が大きい電気機械器具」のことです。ご参考まで。

というわけで、
「電気工事の施工方法」と「配線設計」のよく出る問題を「鬼の10問」として集め、今回は第4問として、幹線の許容電流を取り上げました。

友達を待つ間、電車に乗っている間などの隙間時間にも、この問題はできるので、よく練習してください。

また、学科試験の内容でわかりにくい所がありましたら、以下のコメント欄で教えてください。
私なりに解説をしたいと考えています。

できれば「~について」「~まではわかるのだけど、~の所がよくわからない」など具体的に教えてもらえれば、ピントが合った解説が可能になると思います。

次の「鬼の10問」をお楽しみに。

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