わかりやすく、接地工事が省略できる条件をまとめ、暗記問題と過去問類題をアップしました。
対策のコツとして、私の覚え方も載せます。
この頻出問題もいただきましょう。
第二種電気工事士筆記試験を独学で対策している方にもわかりやすいように、話を強烈に「かんたん」化して説明します。
なぜこの10問かは、鬼の10問を。
暗記問題練習
接地工事が省略できる条件は実は沢山ありますが、試験によく出る6条件に絞りました。
問題 接地工事が省略できる条件について、表を埋めよ。
正解は、この行をクリック
上の表の漏電遮断器(15mA、0.1秒)とは、感電電流15mA以下、動作時間0.1秒以下のことです。
私は、こんな風に覚えています。この行をクリック
単相3線式100V/200Vが対地100V、三相3線式200Vが対地200V
対地電圧150Vがキーですね。
単相3線式100V/200Vが対地100V、三相3線式200Vが対地200Vになるので、この2つを分けることになります。
この話がピンと来なかった人はまだ、この辺が理解できていないので、
「きほんのき – 感電でおぼえる線間と対地、単相をわかりやすく」と
「きほんのき 三相3線式をわかりやすく & 三相3線はなぜ400Vにならない?」
を。
過去問類題
問題
D 種接地工事を省略できないものは。
ただし,電路には定格感度電流30 mA,動作時間が0.1 秒以下の電流動作型の漏電遮断器が取り付けられているものとする。
イ.乾燥したコンクリートの床に施設する三相 200 V(対地電圧 200 V)誘導電動機の鉄台
ロ.乾燥した木製の床の上で取り扱うように施設する三相 200 V(対地電圧200 V)空気圧縮機の金属製外箱部分
ハ.乾燥した場所に施設する単相 3 線式 100/200 V(対地電圧 100 V)配線の電線を収めた長さ 5 m の金属管
ニ.乾燥した場所に施設する三相 200 V(対地電圧 200 V)動力配線の電線を収めた長さ 2m の金属管
(過去問類題4回以上出題)
正解は、この行をクリック
答え
イ.
「コンクリートは吸湿性があるので、乾燥した場所に該当しない」は、よく出るひっかけです。
覚えておきましょう。
正解できましたでしょうか。
できなかった人は何度も練習してください。
できた人も、忘れるかもしれないので、しばらくしたら再トライしてみてください。定着します。
「電気工事の施工方法」と「配線設計」のよく出る問題を「鬼の10問」として集め、今回は第9問として、「接地工事」を取り上げました。
私の表の覚え方、覚えやすかったでしょうか?
最後の、「簡易接触防護措置」の覚え方はちょっとこじつけぽかったでしょうか ^^)
友達を待つ間、電車に乗っている間などの隙間時間にも、この問題はできるので、よく練習してください。
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この他の実技用道具や材料は、「独学一発合格!実技試験対策」に書きました。
教科書で一通り勉強派向け
私はこれで一発合格
過去問を何回も解いて勉強派向け
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