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独学一発合格! 電気工事士 2種 筆記試験対策 おすすめのテキスト

学科
資格電気工事士 2 種(第二種電気工事士)

このページでは独学一発合格した経験に基づき、電気工事士 2種 筆記試験(正式には第二種電気工事士 学科試験)の合格のためにおすすめの「テキスト」や私が感じた「勉強のコツ」をアドバイスします。
この試験は、少しずつでもきちんと勉強すれば誰でも受かります。勉強しなければ受かりません!!

あなたの勉強のスタイルは?

まず、あなたの勉強スタイルを思い出してください。
教科書を一通り勉強してから、最後に少し過去問で実力を確認する派ですか?
それとも、教科書はそこそこに、過去問をガッツリ何度も勉強する派ですか?

前者なら、下にあげた「すぃ~っと」の方ですね。イラストと見やすいレイアウトでとっつきやすい本です。
後者なら、「標準回答集」ですね。過去20回分の問題と解説がガッツリ入っています。
どっちだかわからない派は、見た目がとっつきやすい「すぃ~っと」をおすすめします。

私は、教科書を一通り勉強してから過去問で確認派でした。
実は、最初「標準回答集」の方を買ったのですが、過去問の前に書いてあるまとめのページの内容でいろいろ理解しようとしたのですが、全く頭に入らず、勉強が進みませんでした。
しょうがないので、再度テキストを買い直したのが、「すぃ~っと」でした。それから勉強がすぃ~っと進みました。

で、最後に「標準回答集」の過去問をいくつかやってみました。「すぃ~っと」にも過去問が付いていましたが、前年分だったのでもっと過去の方が本番で出る確率が高いと思ったのと、テキストをすでに持っていたので、過去問は「標準回答集」を使いました。
結果的に2冊使って良かったと思います。もしかしたら「すぃ~っと」の方だけでも合格できたかもしれませんし、2冊分の投資になってしまいましたが、食いぶちに困らない国家資格で、将来独立開業も夢でない資格なので数千円位の自分への投資はありだと思うことにしました。

テキスト

これらがおすすめのテキストです。
前述のとおり、私もこのテキストで受かりました。
電気工事士1種の試験対策テキストと買い間違わないでくださいね。
購入する時は、ご自分でも内容をよく確認して買ってください。ここで間違える人は試験など受かりませんよ!

教科書を一通り勉強派向け
私はこれで一発合格

過去問をガッツリ派向け

勉強のコツ

さて、ではどのように勉強を進めるのが良いのでしょうか。
コツをお話しします。

というのも、この試験の合格点は60点なので、まず勉強しやすい所を勉強して、試験日まで勉強の範囲を広げる、という方法が取れるからです。

勉強する順番

学科試験には7科目あり、勉強する順番は以下がいいと思います。
① 配線図(図記号)と電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
② 複線図
③ その他の科目
その理由を説明します。

配線図(図記号)と電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具

まず、「配線図(図記号)」や「電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」を勉強しましょう。これらは理論などよりはるかに勉強しやすいです。おすすめしたテキストでは、カラー写真を見ながら勉強できるし、家の中にある物もあります。

学科試験は、1問2点、合格ラインは60点なので、30問正解が合格ラインです。「配線図(図記号)」や「電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具」で、毎年22、3問出題されているのでこれら全部を正解するとあと他の科目で8問ちょっと正解で合格ラインとなります。つまり、ここをしっかりやるとぐっと合格をたぐり寄せることができます。
うっかりミスなどもあるので他の科目をもう少し正解すると合格の確率がぐっと上がります。

加え、試験に受かることばかりでなく、この資格は現場に出るための資格ですし、人の命を預かる仕事ですので他の科目も順々で良いので、ぬかりなく勉強しましょう。
実際、電気工事の施工方法など知らないと困るのは自分ですしね。

大事なことは、これらを覚えながらウォーミングアップをしてゆくことです。これらを勉強してゆくうちに、これからハードワークが始まるなぁ、とあなたの頭や体が感じて、脳内でアドレナリンが出て、1日1日準備をしてくれるはずです。だんだんやる気が上がって来ると思います。

何日か勉強すると、やる気モードに入っているのではないでしょうか?

一方で、自信がある人以外は、基礎理論から始めてはいけません。すぐに勉強が嫌になります。

複線図

次に、「複線図」をやるのが良いと思います。科目の「配線図」の中に「複線図」が入りますが、おすすめしたテキストでは独立した章で扱われています。「複線図」は技能試験のための工具を使った練習にも必要です。

「だいたい」書けるようになったら、技能試験の練習も始めましょう。技能試験の練習をするたびに複線図を書く練習をするので、「だいたい」でいいと思います。技能練習でわからなくなったら学科試験のテキストに戻りましょう。

私の技能ブログページにも書いたように、技能練習も大変です。早くから手を出した方がいいと思います。私は、学科試験に受かってから技能試験の練習を始めたのではなく、学科試験3:技能試験2くらいの割合で学科試験まで勉強をしました。学科の勉強だけでは飽きてしまいますし。

その他の科目

残りの
・「電気工事の施工方法」と「配線設計」
・「検査」と「法令」
・「配電理論」と「電気の基礎理論」
 はどの順番でやってもよいと思います。

「検査」と「法令」はテキストでは簡単と書いてありましたが、検査をやったこともなければやっているのを見たことも無いし、法令も抽象的でピンとこなかったので、私はこの2つは後回しにしました。
「電気工事の施工方法」と「配線設計」が具体的だし、実際に工事士として作業する内容で、勉強するボリュームもたっぷりだったので複線図がだいたい書けるようになったらこの科目をやりました。内容も細かいので結構時間をかけました。
「配電理論」と「電気の基礎理論」は何とか計算はできるけど、わかった感を得られずに受験勉強を終わってしまいました。

プロフィールに代えて

技能試験対策のブログページに「プロフィールに代えて」を書きました。

X(ツイッター @iro2info )にブログの更新情報などを上げてます。

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今時、こういうのもあります。
ご参考まで。

技能試験用の道具や材料は、「独学一発合格!実技試験対策」に書きました。

おすすめテキスト

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