配線の12問これもやっとけ配線設計、電気工事の施工方法をわかりやすく ⑩ 小勢力回路

今回は小勢力回路です。

要するに、ピーンポーンや警報ベルの回路です。
これらは安全性の観点から、通常の電力回路（100Vや200V）とは異なる規制が適用されます。

経済産業省の「電技解釈」では、「特殊機器等の施設」に該当するためか、電気工事士試験での出題頻度はやや下がりますが、世の中では非常によく使われるのでこれも勉強しておきましょう。

難しくありません。
これもしっかり、覚えて得点をゲットしてください。

小勢力回路のポイント

安全の観点から電圧を下げるとともに、変圧器の2次側を使うことで、地面から絶縁されます。
つまり、対地の感電の恐れが低くなります。

この時使われる変圧器を「絶縁変圧器」と呼びます。

下の図で「造営材に取付ける」とは、電線を壁などに固定することです。

「架空」とは簡単に言うと、「空中配線」です。

早速、練習問題で覚えていきましょう。

以下の()を埋めよ。

正解は、この行をクリック

「造営材に取付ける」時にはケーブルを除き軟銅線、架空施設は硬銅線です。

家や小屋への引込線でも、架空施設は硬銅線です（復習）。

覚えてもらうように、何度も掲載しますね。

今回は、小勢力回路を取り上げました。

電気工事士試験で扱う課題はみな、身の回りにありますね。

では、頑張ってくださいね。

参考URL
1) 電気設備の技術基準の解釈（電技解釈）、経済産業省大臣官房技術総括・保安審議官、https://www.meti.go.jp/
（最新版は、HP内検索でpdfファイルを検索してください）

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今時、こういうのもあります。
材料は、切ってしまったりするので試験対策にしか使えません。
なので、返すというサービスもあります。

レンタルではない３回セット。工具、テキストなし。

2回セット。工具、テキストなし。

1回セット。工具、テキストなし。

この他の実技用道具や材料は、「独学一発合格！実技試験対策」に書きました。