VVF2.0-2Cを2ヵ所に使ったEET入り回路です。
コンセントを2ヵ所に取り付けるので、電源以外にも、VVF2.0-2Cを使っています。
以下の記事では、図解で候補問題の複線図の書き方を説明します。
最初は、時間がかかると思います。
でも、大丈夫です。
練習すれば、40分以内にできるようになり、一発合格もできます。
このページは、第二種電気工事士試験の候補問題を使っていますが、第一種電気工事士試験を受験される方にも参考になるかもしれません。
はじめに
・候補問題と実際の試験は異なること
・複線図を書く必要があるのか
・VVF用ジョイントボックス部分の接続方法
・施工条件をよく読むこと
については、「候補問題 No.4の練習問題のはじめに」をご参照ください。
また、ケーブル外装被覆のはぎ取り寸法は、「ケーブル外装被覆のはぎ取り寸法と欠陥」にあります。
候補問題 No.9の練習問題
では、候補問題に取り掛かりましょう。
候補問題と施工条件
EETは、接地極付であり、接地端子付きです。
極の方が、差込口のことで、端子の方がドライバで締めこむ方です。
コンセント器具の配線は、ページの下の方に図解しました。
では、候補問題です。
右側の方にコンセントを2ヵ所に取り付けるので、電源以外にも、VVF2.0-2Cを使っています。
<施工条件>
1.電線の色別(絶縁被覆の色)は、次によること。
① 電源からの接地側電線には、すべて白色を使用する。
② 電源からコンセント及び点滅器までの非接地側電線は、黒色を使用する。
③ 次の器具の端子には、白色の電線を結線する。
・ランプレセプタクルの受金ねじ部の端子
・コンセント及び引掛けシーリングの接地側極端子(Wと表示)
④ 接地線は、緑色を使用する。
2.VVF用ジョイントボックス部分を経由する電線は、その部分ですべて接続箇所を設けること。
試験では、もっと詳細に施工条件を指示されます。
単線図から複線図を書く
複線図の書き方は、候補問題のNo.1からNo.4まで、丁寧に、丁寧に、説明しました。
まだ複線図の書き方がわからない人は、No.1~No.4で書き方をよく練習をしてください。
では、まずご自分で複線図を書いてみてください。
上に示した単線図が以下のような複線図になりましたでしょうか。
<施工条件>は絶対です。
圧着端子の選定
さて、問題の圧着端子です。
覚えましたか?
もう、圧着端子の一覧表は掲載しません。
覚えてない人は、候補問題No.1をチラ見してください。
でも、早く覚えましょう。
では、圧着端子を決めてください。
以下のようになりましたか?
電線の断面積の計算も、省きます。
計算できましたか?
なお、選定練習のために、圧着端子を指定していますが、差込形コネクタも練習してくださいね。
なお、コンセントへのつなぎ込みは、以下のようになります。
まとめ
複線図や、候補問題のNo.9をわかりやすく説明したつもりですが、いかがでしたか。
もう、だいぶ慣れてきましたか。
3路スイッチや4路スイッチをやると、このくらいの問題が簡単に見えてきませんか。
「独学一発合格! 電気工事士 2種 技能(実技)試験対策 合格の要点、ポイント、コツや工具、試験の持ち物を解説」もありますので、よろしかったら、ご一読ください。
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では、頑張ってくださいね。
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材料は、切ってしまったりするので試験対策にしか使えません。
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