コーヒーに興味を持ってしまった人、コーヒーを極めたい人に最適な本の中の1冊です。
これ1冊で、数冊分のコーヒーの本の情報が載っています。
ページ数も280ページを超えていて、しかも1ページに盛れるだけ情報を盛ってあるので、このお値段はお値打ちです。
茨城の名店サザコーヒーの鈴木太郎氏が監修しています。
鈴木氏は、大手商社系コーヒー問屋、東京農大、家業のサザコーヒーに入社という経歴をお持ちで、コーヒー豆流通、農学の知識もあるようです。
このサイトで以前おすすめした「コーヒーは楽しい!」との違いは、あちらは、ややエスプレッソ、ヨーロピアン・ローストなど深煎りに軸足がある感じです。
「珈琲事典」は日本人が普段飲んでいるコーヒーに軸足がある感じです。
「コーヒーは楽しい!」はヨーロッパの事情がわかり、コーヒーの知識の幅が広がる感じです。
5章の「アレンジで極める」ではウインナーコーヒーはもとより、エスプレッソ・トニックなどの紹介があり、もうコーヒーは十分に楽しんでいるという方にも、まだまだ楽しみ方があると教えてくれる本です。
こちらの本にもハートとリーフのラテアートが、それぞれ5コマの写真で、わかりやすく解説されています。
6章は、コーヒーのテイスティングの話も出てくるので、ホームブレンドの参考になります。
それだけではなく、コーヒーに関する資格や競技の紹介ページもあります。
ただ、この本は内容が濃いので、1度に読もうとするのは無理です。
少しずつ、お楽しみください。
友達に、「なんかいいコーヒーの本ない?」と聞かれたら、この本もすすめる本です。
ご要望やご質問など、どうぞ。 (個人情報を書かないように)