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無料 仮想マシン(PC) 環境をwindows で作ってみた 仮想マシンの選び方、仮想マシンとは、を簡単にわかりやすく解説

「仮想マシンってなに?」記事のアイキャッチ画像
PCライフ

仮想マシンは安心です。

例えばセキュリティが低いと思われるサイトにアクセスしたい時、ウイルス感染が心配です。

仮想マシンなら、万が一ウイルス感染しても、仮想マシンだけが感染して、仮想マシンを立ち上げているPCには感染しません。

仮想マシンを使えば、パソコンの中にもう1台パソコンが作れるのです。

しかも無料で。

仮想マシンとは何か、どのソフトを選べばよいのか、仮想PCのやり方を初心者にもわかりやすく解説します。

はまった所があったので、皆さんのお役に立てば幸いです。

仮想マシンとは? なぜ必要?

1台のPC(パソコン、ホスト)の中に仮想的にもう1台のPC(ゲスト)を立ち上げるのが仮想マシンです。

パソコンの画面がこんな感じになります(赤線は後述)。

仮想マシンを立ち上げた画面のイメージ図

ウインドウが開き、中にもう1つPC環境ができます。
「ゴミ箱」が全部で2つありますよね。

ウイルス感染を駆除するには、一旦仮想マシンを削除して、新たに仮想マシンを立ち上げれば、ウイルス感染していない環境が出来上がります。

仮想マシン内に構築した環境も一緒に消えますが。

さて、仮想マシンの主な用途をまとめてみました。

仮想マシンの主な用途の表

いろいろ体験できますよね。

どんな仮想マシンがあるのかと、おすすめ仮想マシン

結論: おすすめ仮想マシンは、VirtualBox です。

VMware Workstation Proは、ユーザーインターフェースが複雑で慣れるのにやや時間がかかるという話があるからです。

また、ダウンロードが超難関?1)という話もあります。

仮想マシンのいくつかをまとめてみました。

VirtualBox、VMware、Parallels Desktopの比較表

また、提供企業の信頼性は以下の通りです。

提供企業の信頼性の一覧表

なお、執筆時の情報です。ご了承ください。

仮想 PC・仮想OS のやり方、キーポイント

というわけで、今回はVirtualBoxをインストールしました。

インストールは公式サイトからダウンロードして、指示に従いボタンをクリックするだけですが、はまった所があるので、キーポイントをお伝えします。

インストールの流れ

VirtualBoxに、例えばWindows11をインストールする場合、まずVirtualBoxをインストールします。

つぎに、マイクロソフトの公式サイトからWindows11(例:Win11_24H2_Japanese_x64.iso)をダウンロードし、VirtualBox マネージャー内で光学ディスクとしてisoファイルを設定します。

そして、VirtualBox マネージャーでバーチャルマシンを立ち上げると、最初は空の仮想HDDなので、光磁気ディスクからWindows11を読み取りインストールが始まるという流れです。

インストール時には、Windowsのプロダクトキーが必要です。

はまった所1

しかし、バージョン7.2.0では、なぜかWindows11がインストールできず、オラクルの日本語サイト2)バージョン 7.1.10を使ったらインストールできました。

はまった所2

読み取り順で光学ディスクを1番にできませんでした。

AIを使って調べても、これに数時間費やしました。

AIでは、上のメニューの「設定」を押してと説明されましたが、「UEFI」にクリックが入っていると光学ディスクを1番にできないし、クリックを外すと、Windows11のセキュリティ上、立ち上がらないというジレンマにおちいりました。

結局、図の「システム」の所を押すことを偶然に発見して、これにより光学ディスクを1番にできました。

インストール時に陥ったVirtualBoxマネージャーの設定の解決方法

はまった所3

Windows11がインストールされる時には、「何回か再起動します。電源を切らないでください。」が出るのですが、真っ暗な画面で止まってしまうことがありました。

「電源を切らないでください。」でしたが、一度バーチャルマシンを終了し、再度バーチャルマシンを起動するとインストールが進んで行きました。

手が焼ける...。

無事、Windows11が立ち上がりました。

仮想マシンとして立ち上がったWindows11のウインドウの図

また、バーチャルマシンが立ち上がってから、「ゲスト」メニューで、Guest Additions CDの挿入をしておくと、ホストOSとゲストOS間でファイルをやり取りできるなど便利機能が使えるようになります。

注意すること

非常に便利で柔軟性の高いツールですが、脆弱性の報告もあります。

アップデートやゲストPCにもウイルス対策を施すなど、セキュリティ意識を持って運用することが重要です。

仮想マシンに不要な管理者権限を与えない、拡張パックを使う際には信頼できるものだけを使うことも重要です。

まとめ

わかってしまえば、インストールは簡単でした。

VirtualBox を使ってみて、不満があればVMwareなどを検討するので良いと思います。

怖がらずにやってみるのが良いと思います。

ITのお勉強と思ってやるのも一案です。

参考URL
1) 無償化された「VMware Workstation Pro」はダウンロードが超難関に?、窓の杜https://forest.watch.impress.co.jp/docs/review/2002377.html、(アクセス日:2025年8月18日)
2) Oracle VirtualBox、Oracle、https://www.oracle.com/jp/virtualization/technologies/vm/downloads/virtualbox-downloads.html、(アクセス日:2025年8月18日)

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