寒い冬には、エアコンや石油ファンヒーターなどの暖房が欠かせませんよね。
でも、エアコンと石油ファンヒーターどちらの暖房費が安いのか、気になりますよね。
そこで、実測の結果をまとめてみました。
この記事は、以前に書いた2つの記事を素材にしています。
結論は、エアコンの方が安いのですが...。
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エアコンの暖房費
下の図は、暖房能力が和室8畳用とうたっているエアコンを使って、広さ4畳程度の部屋を暖房した結果です。
最初は、30分で10円近くかかりましたが、その後は5円、4円と下がりました。
測定の最後は、昼頃で気温もだいぶ上がったので、ここを除くと設定温度になると(左縦軸の0℃付近)30分毎に3円程でした。

石油ファンヒーターの暖房費
同じ部屋で、石油ファンヒーターを使った結果です。
こちらは、最初30分で22円(税込み約125円/L、18Lで2,250円で計算)かかり、その後4円程度に下がりました。
暖房開始時の設定温度と室内温度との差は、エアコン(8℃)よりも少ないのですが、石油ファンヒーター(6℃)の方が暖房費がかかっています。
換気をした影響か、10時過ぎの測定では30分間で10円程度に上がりました。
石油ファンヒーターは、エアコンよりはるかに速く部屋を暖めます。
30分毎の測定でしたが、おそらく、30分しないうちに部屋は設定温度近くになりました。

考察
測定結果について
測定では、エアコンの暖房費の方が安いという結果が出ました。
暖房費という観点では、石油ファンヒーターよりエアコンの方がお得、経済的だという結論になりました。
しかし、石油ファンヒーターは足元から暖かい、すぐに部屋が暖まるなどのメリットもあります。
暖房費を抑えるコツ(提案)
暖房費を抑える1つの方法として、室温が低い時には石油ファンヒーターを使い、暖かくなったらエアコンに切り替えるという方法を提案します。
エアコンは、石油ファンヒーターほど換気をしなくてよいので、換気で室温が下がるということもありません。
足元が寒い時には、また石油ファンヒーターに戻るという感じです。
まとめ
エアコンと石油ファンヒーターどちらが暖房費は安いのか、測定した結果を比較しまとめました。
詳細な記事は、「エアコン暖房の電気消費量、電気代を実測」と「石油ファンヒーターの灯油の消費量を測り、灯油代を調べました」にあります。
よろしければご参考にしてください。
今後も、暖房についていろいろ調べてご報告いたします。
FAQ
これ以外の暖房の工夫は?
湿度については、湿度があった方が暖かく感じるので、肌や喉のためにも、空気が乾燥するエアコンでは、洗濯物を室内に干す、加湿器を使う、霧吹きで時々加湿するなどの工夫で、より快適に過ごせます。
石油ファンヒーターの換気時に室温を下げない工夫は?
換気をする際に、外気との換気ではなく、石油ファンヒーターを使っていない部屋との換気が考えられます。
外気ほど気温が低くないかもしれませんし、家の他の所も(やや?)暖かくなります。
ご要望やご質問など、どうぞ。 (個人情報を書かないように)