私は頭の中で和文英訳をせずに、英語が話せるようになりました。
そんな私がおすすめする英会話の勉強法は、NHKのラジオ講座です。
この記事では、おすすめする理由として、講座のメリットをまず説明します。
次に、どの講座を選べばよいか、また、毎日続けられるか、という疑問にお答えします。
最後に、講座に不足するものについても触れます。
NHKのラジオ講座のメリット
以下のメリットがあるので、1日1日、英会話のベースを積み上げていくことができます。
他の方法と比べ、安い
月に1,000円未満は他にないのではないでしょうか。
オンライン英語をやろうかな、と考えている方もまずは、コストが低いNHK英会話から始めてみてはいかがでしょうか。
安いので、オンライン英会話や英会話教室を使っていても、合わせて受講できます。
近くで学べる
近くどころか、おうちで学べる英語教室です。
時間を自由に選べ、毎日できる
時間も自分で調整できる。
ほぼ毎日、英語に触れることができます。
一方で、土日はゆっくり休めます。適度に休みが無いと、やはり続かないと思います。
小学生から、どなたでも
子供(キッズ)、小学生、中学生、学生ばかりでなく、就業世代やシニア層などあらゆる世代の人が受講しています。
難易度も、初心者、やり直しレベルから勉強できます。
英語を使うシチュエーションも、日常、旅行、ビジネスといろんな講座があり、趣味にも、仕事にも対応します。
簡単な会話から、込み入ったビジネスの話題まで、英語を勉強することができるのです。
就活、キャリアアップや転職、昇級試験にもつながってゆきます。
ネイティブの発音も聞けます
日本語で解説を聞けるし、ネイティブの発音も聞けます。
ネイティブの発音、大事ですよね。
そっくりそのまま、真似ましょう。
日本人の英語の発音は、わからない、ということをよく耳にします。
英会話は、新しい趣味、脳トレにもなります
知り合いの方で、50代から英会話の勉強を「脳トレ」兼「新しい趣味」として始められた女性がいます。
もう、15年位は楽しんでいらっしゃるようです。
どうやって、講座を選ぶか
学生なら、自分の学年に合ったものがいいと思います。
ビジネス用途の方は、ラジオ「ビジネス英語」1択ですね。
ラジオ「ビジネス英語」は、数あるNHKの英語講座の中で、難易度が1番高くなっています。
難易度は、
- ラジオ「ビジネス英語」
- ラジオ「英会話」
- ラジオ「中高生の基礎英語 in English」、「エンジョイ・シンプル・イングリッシュ」、「英会話タイムトライアル」、テレビ「英会話フィーリングリッシュ」はほぼ同レベル
- 中学生の基礎英語レベル2
- 中学生の基礎英語レベル1
- 小学生の基礎英語
の順です。
本屋さんに行くと、0円(無料)の「NHKテキストナビ」が置いてあります。
これにいろいろ載っていますが、上の順番に従い、実際にテキストをパラパラめくって決めるのが良いと思います。
難し過ぎたり、簡単すぎたりするなら、次の月に違う講座のテキストを買えばよいだけです。
放送時間は変わりますが。
加えて、あれもこれも最初からいくつもの講座を始めない方がいいと思います。
以前、英語とフランス語、イタリア語、ドイツ語を1度に聞いていたことがあります。
よーっし、何ヵ国語もしゃべれるようになるぞ、と期待しました。
なんでもない時は、学生だったということもあり、何とか聞けていました。
しかし、プライベートで何かあったり、学校のテスト時期ともなると、ものすごく厳しくなりました。
欲張り過ぎないように。
毎日続けられるか
毎日はきつい、とおっしゃる方がいます。
そんな方へ、経験から得られたいくつかのポイントを話します。
実は、毎日放送がある方が、聞きやすいのです。
毎週1回火曜日だけ、となると簡単なようですが、続きません。
なぜなら、語学の興味は1週間、間が空くと続きません。
むしろ、毎日英語に触れることで、英語への興味が続きます。
これ大事です。
毎日、6時15分から15分間はこれを聞く、と決まってしまった方が、生活のリズムが定まるので続けやすいのです。
まだ起床できない時間や家の都合で食事の時間に、放送時間が当たるなどもあると思います。
しかも、ラジオを持っていない方も、いらっしゃるかと思います。
でも、スマホやタブレット、パソコンを持っていれば、NHKの講座を聞けます。
リアルタイムで聞きたければ、「NHKラジオ らじる★らじる」で聞けます。
また、放送時間が生活時間と合わない場合は、「らじる★らじる」や、「NHKゴガク」で聴き逃し配信があるので、都合の合う時間に聞けます。
1週間程、聴き逃し配信で聞けますが、ここで大事な点があります。
溜めたら、聞きません。
次の日以降も、まず聞きません。
当日中に、聞きましょう。
これ、大事です。
溜まってきてしまったら、潔く捨てましょう。
今日の分から、再開です。
溜まるのを考えるのは精神衛生上、良くないです。
英語が嫌いになってしまいます。
パッと捨てましょう。
NHKのラジオ講座は、逃げません。
また、すぐ次が来ます。
聞く時間帯についても、朝がおすすめです。
でも、午前9時過ぎの放送もあります。
学校や仕事に行っている時間帯です。
私なら、火曜日から金曜日の6時台に前日の放送を聴き逃しで聞いて、月曜日の6時台は先週の金曜日分を聞きます。
電車の中、通勤途中の車の運転中はやめましょう。
電車の中は、声に出して繰り返せません。
声に出す、音読するというのは、言葉の学習に非常に効果があります。
心の声だけなんて、せっかく勉強しているのにもったえないことです。
車の運転中は、注意が散漫になるので、絶対にやめましょう。
NHK英語講座に不足するもの
不足は、アウトプットが無いことです。
ラジオ講座は自分へのインプットなので、やはりアウトプットのspeakingをしないと。
では、どうすればよいのか。
「私は英語を話せます」に書いたように、観光地や都会の名所に行き、インバウンドで来日にしているEnglish speaking people の方々に、話しかけてみるのも手です。
兎に角、1日や2日で英語がしゃべれるようにはなりません。
英語を自分の中に積んでは、英会話をする機会を作り会話する。
すると、まだまだ足りないなぁ、もっとうまくなりたいなぁ、と思うのが英会話の勉強だと思います。
これがまた、英語の勉強を続けられるモチベーションにもなりますし。
まとめ
日常、旅行、ビジネスの英語に、NHKのラジオ講座をおすすめしました。
また、最後に講座に不足するものは、アウトプットで、その対策にインバウンドを利用することついても触れました。
聴き逃して溜まってしまった放送は、潔く捨てるのが良い、ということも話しました。
大事なことは、楽しく学ぶということですからね。
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